引き続き、
佐賀県立宇宙科学館『海王展』レポートです。爬虫類全盛だった中生代が終わり、「新生代」が始まります。
ここまで来ると、現在も繁栄している系統が主役に…という訳で、まずはサメ。様々な歯やアゴ、立派な剥製など、化石種から現生種まで揃っています。
そして現代の海王といえば、何と言ってもクジラ!これはヤマトケトゥス(ヤマトクジラ)の全身骨格です。
こちらは現生のクロミンククジラ。”小型”のヒゲクジラですが、それでも大迫力!やっぱりクジラの大きさは圧倒的ですね。
クジラコーナーで注目なのが、立体模型を使った「クジラの進化」パネル。立体系統樹はマイナー種の模型を用意するのが最大の難関ですが、これは、同館の中谷さん自ら必要な模型を全て制作して実現してしまったという力作です!
『海王展』会場では実物化石のクリーニング体験もできます(小学3年生以上なら誰でも)。本格的な機材を使い、ちゃんと指導もしてもらえますよ。化石は確かマダガスカル産のクビナガ竜だったかな…非常に貴重な機会ですので、ご来場される方は是非!
以上、『海王展』のご紹介でした!9/27まで佐賀県立宇宙科学にて開催中ですので、お近くの方は是非行ってみてください。

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