佐賀県立宇宙科学館にて只今開催中の
『恐竜展2~肉食恐竜の世界~』。このブログでも「恐竜展2特集」として、少しずつご紹介していきたいと思います。
まずは、昨日の記事でもちらっとご紹介した今回の目玉「ティラノサウルスSTAN全身骨格」。開催前まで遡って、組み立てからご紹介します。
アメリカ・サウスダコタ州にある
ブラックヒルズ地質学研究所(BHI)から、立派な木箱に入って到着。ふたを外したところ、腰の骨(腸骨)や脊椎が少し見えます。
箱入りティラノサウルス。このような状態で、合計3つの箱に分けて入っていました。尾椎やお腹の骨(腹肋骨)、奥の方には脚も見えます。
別の箱。骨を箱から取り出すだけの簡単なお仕事…かと思いきや、見たことも無いような不思議なネジ(アメリカ独自規格?)で複雑に固定されていたりして、予想外に苦戦しました!
壊さないよう気をつけながら箱から取り出し、展示室に移動。この一角は、主に肩周りや腰周りの骨。
頭骨。奥の方に首と尾椎もあります。実は、この状態が一番じっくり頭骨を観察できるチャンスかも?
手前から尾椎、胴椎、腸骨。この日の作業は、パーツの取り出しのみで終了。組み立ては後日、作業用の足場や、展示用の"舞台"を組んでから行いました。
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『恐竜展2~肉食恐竜の世界~』 *クリックで拡大します
会期:2011年7月16日(土)-9月11日(日)
会場:佐賀県武雄市武雄町永島16351
佐賀県立宇宙科学館詳細:
『恐竜展2公式サイト』_______________________________________________