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佐賀『恐竜展2』その2:新種のティラノサウルス類・日本初公開

引き続き佐賀県立宇宙科学館で開催中の『恐竜展2~肉食恐竜の世界~』特集。今回の恐竜展の最初の目玉、新種のティラノサウルス類2種、もちろん日本初公開です!


アリオラムス・アルタイ Alioramus altai
まずは、モンゴルで発見されたアリオラムス・アルタイ Alioramus altai。2009年に発表されたアリオラムス属の新種。ほぼ完全な状態の頭骨が発見されています。鼻面が長いのが特徴で、スリムで大変美しい頭骨です。強膜輪(薄いドーナツ型の目の骨)もしっかり再現されており、来場された皆さんもこの部分に興味津々のようです。(*「強膜輪」は現生の鳥やトカゲなどに見られる骨で、全ての恐竜も持っていたと考えられています)


テラトフォネウス・カリエイ Teratophoneus curriei
アメリカ、ユタ州産のテラトフォネウス・カリエイ Teratophoneus curriei。2011年に発表されたばかりの新属新種のティラノサウルス類です。中型のティラノサウルス類はスリムな顔が多い中、こちらは意外と丸顔なのが特徴的。この頭骨は亜成体(つまり"未成年")と考えられているため、大人になると更に丸顔になったかもしれません(*確認されている範囲内では、ティラノサウルス類は基本的に若い頃は顔が細く、成体になるほどゴツくなる傾向があるようです)


アリオラムス、テラトフォネウス、ダスプレトサウルス
ティラノサウルス類コーナー(の一部)。奥に見えるのはダスプレトサウルスの頭骨(国立科学博物館提供)です。今まで、ゴルゴサウルス→アルバートサウルス→ゴルゴサウルス…と二転三転してきた同標本ですが、最終的にダスプレトサウルスに落ち着いたようです。今回の『恐竜展2』では、なんとダスプレトサウルスの歯のレプリカを自分で作れるワークショップも行っていますよ!詳細は『恐竜展2』公式ページの「イベント」をご参照下さい。


さて、今後の"恐竜くん"の予定ですが、8/31(水)までずっと毎日2回(11時~と15時~)ギャラリートーク「恐竜くんと行く“肉食恐竜発見ツアー”」を行っています。ただ展示を見ているだけでは、わからないこと、沢山あると思います。特に面白そうな話・興味深い話をピックアップして、できるだけわかりやすく、楽しい話を心がけてお送りしています。ぜひ皆さんお気軽にご参加下さい!*毎週月曜日だけはお休みなので、ご注意下さい

8/20(土)には「恐竜くんと学ぶ楽しい恐竜教室①『恐竜ナイトツアー』」もあります。7月の第1回に続く、ナイトツアー第2回です。こちらも楽しみですね。



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『恐竜展2~肉食恐竜の世界~』
恐竜展2~肉食恐竜の世界~ 恐竜展2~肉食恐竜の世界~ *クリックで拡大します

会期:2011年7月16日(土)-9月11日(日)
会場:佐賀県武雄市武雄町永島16351 佐賀県立宇宙科学館
詳細:『恐竜展2公式サイト』
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