再び
佐賀県立宇宙科学館で開催中の
『恐竜展2~肉食恐竜の世界~』特集です。予告していたティラノサウルス・スペシャルの前に、ひとまず、企画展全体の内容をご紹介したいと思います。会場の雰囲気が少しでも伝わるよう、いつもより大きめの写真でお送りしますよ!

本恐竜展では、新しい試みとして会場全体を「学習マンガ」のように演出してみました。昨年以来
科学館のマスコットとして人気者(?)のトリケラトプスの子・通称「ユメギンガー」と私「恐竜くん」が、おもしろおかしく「肉食恐竜の世界」をご案内します。
(実はこのマンガ、監修は私が担当していますが、原作&作画は何と科学館のスタッフ自身によるオリジナル作品なのです!)

会場の一部(*画像クリックで拡大します)。
展示をたどって行けば、最も原始的な恐竜から段々と進化し、最終的に鳥へと続く…そんな壮大な肉食恐竜(獣脚類)の歴史を、自然に体感していただけます。

スピノサウルス類のコーナーより。
竹内信善さんによる大迫力のスピノサウルス(上)と、
タブリンさんの超精密な1/10スケール木製スピノサウルス骨格(下)。お二人の繊細で緻密な技術が光ってます!

漫画家
所十三さんからお借りした、秘蔵のアロサウルス頭骨。無理な修復など一切行っていない、発見されたままの状態の美しい標本です。所さんには、今回も多数の貴重な標本をご提供いただきました。本当に良いものだけを選びに選び抜いて集められた貴重な「所コレクション」は必見です。

羽毛恐竜シノサウロプテリクス(
群馬県立自然史博物館提供)。
はっきりと残された「羽毛の痕」が確認できます。標本の下にあるのは、生きている姿を想像して私が描いたイラストです。キノボリカンガルーの色を参考に、思い切り可愛らしく仕上げてみました!今回はポスターのティラノサウルス以外にも沢山恐竜を描きましたよ~。
さてさて、今日はここまで…続きは明日以降にまた!
明日8/6(土)は、14時から「恐竜くんと学ぶ楽しい恐竜教室②『恐竜ってほんとはどんな姿?』」を行います。今までに各地で何度も行ってきた「お馴染みの教室」で、2回目・3回目のご参加の方もいらっしゃるみたいなので、リピーターさんにも楽しんでいただけるよう、しっかり頑張りたいと思います!
_______________________________________________
『恐竜展2~肉食恐竜の世界~』

*クリックで拡大します
会期:2011年7月16日(土)-9月11日(日)
会場:佐賀県武雄市武雄町永島16351
佐賀県立宇宙科学館詳細:
『恐竜展2公式サイト』_______________________________________________